ニューヨークの町には、ネイルサロンがあちこちにあります。
そして、値段も、10ドル前後というリーズナブルな値段で、
通いやすい値段設定ですので、ニューヨークの女性はよくネイルに行きます。
アメリカでは、爪のお手入れは、お化粧と同じくらい大切なものとして
位置づけられていて、どんなに素敵な格好をしていても、爪がだらしなかったら、
オシャレが台無しになってしまうくらい、爪には神経を注ぐのが極あたり前の
こととして捉えられています。
決して長い爪が言いというわけでなく、お手入れをして、マニキュアを
キレイにぬっているかどうかが肝心で、別に特に凝ったことは
していなくてもいいのです。
ニューヨークでは、爪を褒められることと、お化粧を褒められることは
同じようなもので、きれいにお手入れをしている爪を見ると、
男性は「奇麗な爪だね」と言って褒めてくれます。
ネイルサロンには男性も来ていて、ニューヨーカーは本当に自分で
爪を切らないのだな、ということに驚かされます。
男性の場合は、爪を削って形づけて、あま皮をカットするくらいですが、
それでも、自分でカットせずに、ネイルサロンに通う男性は案外多いのです。
人のネイルを見ると、その人なりを見ることと同じことだと考えられています。
きれいに整っている爪をしていると、それだけで、しっかりしていると
思われます。
その代わり、もし爪が汚かったら、どんな美人でも美しいとは
思われないのです。それくらい爪は大切な要素なのです。