ヤフーオークションの補償制度が未着の場合のみに
変更されていることに気づきました。
今ヤフーオークションの福袋での詐欺で騒ぎが
起こっているので、現在の補償制度がどうなっているのかに
ついて調べてみると
2012年10月1日以前までは「ヤフーオークション補償」
という制度であったのに対し、2012年10月2日以上は
「未着トラブルお見舞い制度」に変わっていたということです。
未着トラブルということで、受け取ってしまえば
それはもう補償対象外になるということです。
今発生している福袋詐欺事件では、商品自体は福袋として
受け取ってしまっているので、中身がどんなに問題があろうと
適用されないことになります。
他にも商品が破損していた、最初から商品が壊れていた、
内容が違う等トラブルは多々あると思いますが
これらの補償が効かないということはかなりのリスクを
抱えることになります。
そしてヤフーでは「お買い物安心パック」という制度をつくって
対応しようとしていますが、このサービスは月額350円、
プレミアム会員の場合は月額150円が発生するものであり、
大量の取引をしない人は通常入るものではないように
思われます。
要するにはこれらのリスクはほぼ自己責任ということに
事実上なってしまったということではないでしょうか。
明らかな「改悪」に見えますが、ヤフーも1営利企業で
ある以上仕方がないのかもしれません。
相手側の顔も家も店舗も見えない以上、
リスクは常に存在するということを念頭に
取引を進めていかなくてはいけません。