エビやカニなどの甲殻類。
私たちは調理するときに、普通に生きたままの仕入れてきて
それをさばく、茹でる等を行っていますが、実は痛みを
感じている可能性があるなんてことが発表されたようです。
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(参照)
英研究者「シーフード優しく扱って」、甲殻類も痛み感じる可能性
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2921495/10118634
エビやカニなどの甲殻類は痛みを感じることができる可能性が高いとする研究結果が17日、発表された。研究を行った研究者は、熱湯に放り込まれたロブスターは、実は長い間にわたって苦しみ続けているのかもしれないと話している。
北アイルランド・ベルファスト(Belfast)のクイーンズ大学(Queen’s University)の研究者らが行った一連の実験で、特定の場所で繰り返し電気ショックを与えられたカニは、たとえそこが隠れ場所に絶好な暗がりだとしても、その場所を避けるようになることが分かった。英科学誌「Journal of Experimental Biology(実験生物学ジャーナル)」に掲載された論文では、これはカニが痛みを感じていることを示唆するものだとされている。
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これは微妙な話ですよね。
先日、別の記事で魚が痛みを感じている可能性もあるという
ことが発表されたのも記憶にあります。
でも、だからといって私たちは一体どうしろというのでしょうか?
全員菜食主義者になれというのは無理な話。
むしろ人間のエゴだと思います。
動物同士の世界では弱肉強食で弱いものは食べられるという
ことが行われていますし、狩りのときに遊びも含めて
獲物を痛めつけるというようなことも行われています。
これらの食べる行為の方が自然な行為である以上、
人間が仮に甲殻類や魚類が痛みを感じている可能性が
あろうとも食べることは変えられないし、変えるべきではないように
思います。
倫理を主張する方々からは違うリアクションがきそうですが・・。
でも、これはこのような説もあるというくらいですよね。
実際には痛みではなく反射として、反応しているだけかも
しれませんし、脳の程度が低いため、体が反応していても
それを感じることがないかもしれません。
いずれにしても、まだ解明は難しいということ。
私たちは大切に食べるということで、そこまでの話以上には
できないと思います。