まずひとつには、入眠障害といって自分では寝ようと
思ってはいるのですが、なかなか寝付けないタイプ。
本人は寝ようと思って焦るのでますます寝付くことができなくなるタイプです。
また、2つめには、熟眠障害といって寝ている時間の割には寝ている
実感が得られないもので、眠りが浅く身体の疲れもとれてないタイプです。
そして3つめの早期覚醒という短時間の睡眠時間しかとれないタイプ。
寝る時間が早くても途中で目が覚めてしまうことでそれからが
寝付けないタイプです。
4つめは寝ている間にも何回も目が覚めてしまうタイプで、全体の
睡眠時間というものがだいぶ少なくなってしまうというものです。
それで、これらはひとつだけの症状で発症するとは限りません。
入眠障害と早期覚醒というように混合した形で症状が出る場合もありますので、
このような場合では医師に診察してもおらうことが大切だということです。
その場合、投薬などの処置が施され緩和することが多いということです。
もし不眠症をそのまま放置しておいた場合、慢性的に疲れがたまっていくことで
身体にはさまざまなトラブルが発生しやすくなってきます。
自律神経の乱れから生活のリズムも崩れやすく、ホルモンなどとの関係で
肥満につながっていく場合もあります。
肥満になりやすくなってしまうと生活習慣病などを発症しやすくなってきますし、
疲労が蓄積することで肌荒れや眠れないということでうつ病を発症することも・・。
危険なものでは、睡眠の質の低下から睡眠時無呼吸症候群に
なってしまうこともあります。