昔から日本の食卓には納豆が並んでいるのが定番ですね。
でも、なぜ日本人は納豆をこんなにも摂取してきたのでしょう。
その答えは納豆に秘められた健康パワーにあります!
納豆は発酵食品の代表ともいえる食べ物です。
発酵食品には体を健康に保ってくれる働きがあります。
栄養素をエネルギーに変えて体の代謝を良くしてくれたり、
不要な養分や老廃物を体内から取り除いてくれるので、
老化現象を遅らせる効果があります。
老化現象を遅らせるということは若々しさを保つこと
にもつながります。
そして納豆にはこれらの働きをより活発にしてくれる
豊富な酵素成分が含まれているのです。
摂取したたんぱく質をアミノ酸へと分解してくれる成分“プロアテーゼ”、
体内に蓄積した脂肪を分解し排出しやすくする働きをもつ成分“リパーゼ”など
体の健康を維持していくうえで必要な酵素がたっぷり詰まっています。
そのほかにも納豆には“ナットウキナーゼ”という
酵素成分が含まれています。
この成分は脳梗塞を起こす要因の一つでもある血栓を
作りにくくするという作用を持っているのです。
日本人の長生きの秘訣がわかった気がしますね。
昔から日本人は納豆が体にとても良い食べ物だということを
知っていたのです。そして納豆をたくさん食べることで
健康を維持してきたのでしょう。
最近は欧米食が主流になりつつある日本人ですが
明日から納豆を取り入れた食事に改善されてはどうでしょうか。