景気低迷や不景気と言われて久しいですが、昔に比べて非正規雇用の
占める割合が増えていることもあり世帯年収は下降傾向にありますが、
特に若い世代ではフリーターや派遣社員などの非正規雇用で
収入が安定していないことで将来に対する不安から結婚に
踏み切れない人が増えています。
結婚しても、昔のように年齢を重ねると収入が増えるという時代ではなく、
世帯収入がなかなか増えないという家庭が多いので、夫婦共働きで世帯収入を
増やしたり、出産や育児のために妻が働けない場合は節約をして家計管理を
する必要に駆られる人も多いでしょう。
節約や家計管理をする上でまず最初にすべきなのは、月々に必要となる
支出を計算して一ヵ月に固定費、変動費合わせていくらの出費が
あるのか考えることです。
家賃や保険料、保育料などは削れない支出で固定費として計上し、
食費や光熱費、レジャー費、雑費などは変動費、またはやりくり費として
毎月どれくらいかかっているのかを計算しましょう。
そのためにはまず3ヶ月、家計簿をつけることをお勧めします。
家計簿をつけることで毎月どれくらい変動費に使っているのか、
無駄な買い物はないか、収入に対してその出費の割合は適性かなどを
知ることができます。
家計簿をしばらくつけてみて、例えば食費が多いと感じたら、無理の
ない範囲で予算を組み、その予算内に収まるように買い物をするように心掛けます。
他の項目でもこのように予算を立ててその予算内に出費を
抑えるようにすることが家計管理の一番の近道です。