おそらく多くの人が「いいえ」と答えると思います。
「時間がなくて。」
「運動が嫌いだから。」
「面倒だから。」
理由は人それぞれだとは思いますが、
上の様な理由がほとんどではないのでしょうか?
確かに、社会人になると仕事が忙しく毎日夜遅く帰り、
休日も日ごろの疲れが抜け切れずに家でゴロゴロ、
このようなパターンに容易に陥ってしまうと思います。
しかし、その一方で運動不足と感じている人も数多くいます。
それでは、なぜ運動不足と感じながらも、運動をしないのでしょうか?
その理由は、運動の必要性を感じないからです。
別に運動しなくてもすぐに死ぬわけではありませんし、
収入が減ったりするわけでもありません。
運動は健康にとって大事なことはわかってはいるのですが、
運動しなくても病気になるわけではないし、
他に生活に直接関わるようなこと(仕事や付き合いなど)が目の前にあるため、
自然と後回しになってしまうのです。
その結果、いつの間にか太ってしまったり、大きな病気になってしまうのです。
例えば、現代人の死亡原因の半分以上は癌、心臓病、脳卒中です。
実を言うと、癌、心臓病、脳卒中は運動によって防げるのです。
運動をしないということは、
あなたは将来50%の確率で癌か心臓病か脳卒中で死ぬのです。
もちろん、運動は他の病気も防ぐことができます。
例えば、あなたは仕事が忙しくて運動できないと言います。
その結果、あなたは病気になって1週間入院したとします。
あなたは週に2~3回の運動の時間を取らなかっただけで、
一体どのぐらいの時間とお金(治療費や働かない分の給料など)を
無駄にしたことになるのでしょうか?
たった168時間(1週間)のうちの3時間程度の時間を確保しなかっただけで、
あなたは将来の時間とお金をどのぐらい無駄にしてしまうのでしょうか?