鼻づまりは苦しくて不快なものです。
集中力はそがれるし、寝苦しいし…
そんな時には「鼻うがい」が効果的ですよ。
鼻うがいという言葉は、テレビなどで一度は
耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「なんとなく難しそう」「鼻が痛いんじゃない?」などと思われがちですが、
それ程難しいものでもありません。
ここでは鼻うがいの簡単な方法についてご紹介したいと思います。
必要なものは、塩、ぬるま湯(40度くらい)、洗面器、コップです。
まず、洗面器に9g程度の塩を入れ、
そこに40度程度のぬるま湯を1リットル注いで混ぜ、薄い食塩水を作ります。
これは生理食塩水といって、体液の塩分に近いものです。
あまり難しく考えなくてもちょっと舐めてみて、
海水ほども辛くないけど少し塩分を含んでいるなと感じる程度ならOKです。
次にマグカップで洗面器からお湯をすくいます。
マグカップに溢れそうなくらい多くすくう方がやりやすいです。
次に身体を前に倒し、下を向いた状態で鼻の穴を
マグカップにあてて、お湯を鼻で吸い込みます。
この時、決してお湯を飲み込んでしまわないように、
喉の奥は閉じるようにして、
口からお湯を吐き出します。
洋服や床が濡れると後が大変なので、入浴中に行うのをオススメします。
完璧にできなくても大丈夫。最初は口からお湯を出せなかったら、
鼻から吸って鼻から出すのでもかまいません。
それでもかなり鼻がスッキリとするはずです。
気をつけないといけないのは、真水では絶対に行わないこと。
鼻が痛くて大変なことになります。
あくまでも少し塩分を含んだぬるま湯で行なってください。
最初は、多めに2リットルくらいの食塩水を用意した方がやりやすいかも知れません。
鼻うがいが終了したら、ティッシュで軽く鼻をかみましょう。
鼻うがいをすると、鼻の中の雑菌を掃除して、風邪をひきにくくなります。
また、鼻の奥についた花粉やダニ、ホコリなどを洗い流すので、鼻アレルギーにも非常に効果が期待出来ます。