リフォーム需要沸騰に、女性の営業職を積極採用していると
いうようなニュースが出ています。
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リフォーム需要沸騰、住宅各社は営業ウーマン“争奪戦”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130119-00000539-san-bus_all
住宅メーカー各社が女性社員の戦力化を急いでいる。体力・気力が必須なため男性社会が色濃かった営業職を中心に
女性の採用が急増し、特に目立っているのがリフォームの営業増強だ。住宅リフォーム需要が高まっており、家庭生
活の実体験を営業に反映できる女性に熱い視線が集まっている。
~中略~
新築戸建て住宅やマンション販売部門に比べ、リフォームの女性営業マンが増えているのには理由がある。各社にと
って住宅リフォーム事業は、少子高齢化で先細りが懸念される新築戸建て住宅の販売を補う意味でも重要な柱だ。中
でも長く需要が見込めるのは、キッチンなどの水廻り。そこでは、家事に携わる女性や主婦の悩みに応えられる女性
営業マンの視点が欠かせないというわけだ。
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女性の社会進出は良いことではあると思いますが、
実体験を営業に反映できるとして女性が営業で活躍すると
いうのはやや短絡的ではないかと思います。
その前に、そういった女性のニーズ、主婦のニーズも
プロの営業マンは身につけていなければいけず、男性であっても
当然その道のプロであればわかるのではないでしょうか。
女性のアドバイザーがついて男性が研修を受けてノウハウを
身につけるというのは分かりますが、女性だから急にキッチンや
水まわりの視点がわかるというのでは、今まで男性は何をやってきたの?と
言われてもおかしくない話になってしまいます。
こういった視点ではなく、女性だと優しく接することができる、
男性よりも女性相手に信頼されやすい等の面はあって異なる
需要というのは発掘できるかもしれません。
きちんとした教育をさせて、女性だからどうということではなく、
男性・女性それぞれのメリットや情報交換等を活かしてやっていくと
いうことであればいいと思います。
問題は割とこういう営業には怪しい雰囲気のものが多いと
いうところですね。女性で安心させて高額のものを・・なんて
話も昔はよく聞きました。どうしてもリフォーム系は一見の単価が
大きいため、おかしな商売も出てきてしまいます。
女性が怪しさを隠したり、また使い捨てにされたりする職場ではなく、
きっちりと教育されて、そして誠実な対応をしてくれるのでれば
良いのではないでしょうか。