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そういう人はプライドが高く、自分を実際以上に評価しがちです。しかし、現実の仕事は地道な努力の積み重ねですから、どうしても自己評価とのずれが生じます。
すると「この会社は自分をちゃんと評価していない」と決めつけ、簡単に辞表を出してしまいます。このように、頭の回転が速く敏感に行動する人は、目先の損得に左右され、せっかくの成長の機会から降りてしまうことがあるのです。
~中略~
「人間が働くのは、お金を儲けるためではなく人間性を高めるためである」
これが僕の信念です。コツコツ仕事を続けていると、必ず人間性は高まります。だからワタミグループは、よけいな分野への投資をせず、コツコツ型の事業しか手掛けていないのです。
ハッスルする人は、出世できないのか
http://news.livedoor.com/article/detail/7334475/
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もっともらしいことを言っているように見えますが
その実態はどうなのでしょうか?
この企業に偉そうに成長する人について述べる資格があるのでしょうか?
残業代未払いを起こし、過労死も出した企業です。
自己評価のズレでなく、会社側が明確に評価しなかったと
いうことが既に明るみになってしまっているわけです。
一生懸命働いても低賃金。それはお金を儲けるための
ものではなく人間性を高めるため。
もの凄く偽善であり、実態としてはワタミを成長させるためであり、
そのために社員が犠牲になっているのではないでしょうか。
一般論としても、本当に会社からの評価が正しいのかに
ついては疑わざるを得ない時期にもきているように感じます。
会社側が評価する人間というのは会社側にとって都合が良い
人間であり、本当に本人の能力の高さ、低さとは関連していない
可能性があります。
またすぐ辞表を出すのが良くないという風潮もありますが
それも会社側にとって良くないだけです。
その後転職して成功する人もいれば起業して成功する人も
いるでしょう。
マスコミとして記事にしている内容が本当に良いことを
言っているのか、これも自分自身で考えなければいけない
と思います。