麻生副総理の発言で、
高齢者の終末医療に「さっさと死ねるようにしてもらうとか…」と
いう発言をしたということで批判記事があがり、その内容を
素直に信じて、また失言をしてしまったのか・・・と思っていたのですが
どうやらメディアによって意図を変えられていた疑いがあるという
話が出ています。
麻生氏は自分の遺書のことを話に出して自分自身の延命治療を
してほしくない、無理やりな延命治療に政府が多額の費用を
出すというのは好ましくないのではないか?という自分自身の
ことを述べているに過ぎなかった、自分自身の経験から
問題提起をしたに過ぎなかったということです。
これは、ある意味タブー的なものにも踏み込んだこととして
評価される発言ではないでしょうか。
政府が無理やりに死なすというような話ではなく、
延命治療においての自分自身の意思との兼ね合いについて
課題があるというのは皆わかっている話であると思います。
それをややねじまげていかにも失言というような取り方をし、
批判・追及という動きに持っていった。
こういう発表のされ方をされるとマスコミがとても信用できない
ものとなってしまいます。
以前の蓮舫氏の1番じゃなくてもいいという発言も一緒で
文脈で見ると全く問題のない発言であったにも関わらず
マスコミが意図的にその部分だけを抽出して広めたという
ところがあります。
何が本当に正しいのか、TVや新聞の情報すらも正しくない、
公平な報道なんてないということを頭の片隅においておかないと
大きな誤解や誘導を生んでしまいそうです。