退職予定の教員が条例改正による退職手当が
引き下げになる前に前倒しで退職するという例が
相次いでいるとのこと。
文科相が不快感を示しているとのことです。
教員の駆け込み退職調査 下村文科相「許されぬ」と不快感
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130124/edc13012414280006-n1.htm
これは不快感も何も当然でしょう。
大学教授等で研究の使命を持って給与と関係なく
生きているような人達であれば別ですが、ただの一般の
教員です。
今辞めた方が2ヶ月後辞めるよりも生涯の収入が多くなると
いうことであれば経済合理的にも辞めるのが当たり前です。
数ヶ月の子供の指導のために、自分の生涯の給料を
減らしてまで指導するような人は普通いないでしょう。
掲示板では
「何十年も務め上げて後2ヶ月で退職って時に退職金下げますよって
言われたら真面目に働いてた教師ほど心折れるだろ」
というようなコメントもありました。
これが想定できないで施策として実行しているなら
全く問題外です。辞めるのであればきちんとキリの良い
ところまで勤め上げても問題のない制度や猶予措置が
ないといけません。
常識に欠けた施策運営をしているのでないかと
かえって心配してしまいます。