米グーグルがまた過去最高の売上高を出し、
検索エンジンの広告も2割増加という記録を発表しています。
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米グーグル、売上高が四半期ベースで過去最高
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130123-00000509-san-bus_all
米インターネット検索最大手グーグルが22日発表した2012年10~12月期決算は、主力のネット広告が伸び、売上高が前年同期比36%増の144億1900万ドル(約1兆2760億円)と四半期ベースで過去最高だった。
最終利益も前年同期比7%増の28億8600万ドルと、過去最高だった12年1~3月期に次ぐ高水準。12年通期の売上高は前期比32%増の501億7500万ドルとなり、初めて500億ドルを突破した。
基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載したスマートフォン(高機能携帯電話)の普及などを背景に、売上高の7割を占める自社サイトのネット検索に連動した広告が約2割増加。提携先サイト向け広告も好調に推移した。
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グーグルは数々のアップデートを実行し、ウェブサイトオーナーを
戸惑わせてきましたが、これが結果、これが全てというところでしょうか。
昔のグーグルはコンテンツが浅かったり自作自演リンクの力で
上位に表示することができました。
しかし2012年のアップデートで大幅なアップデートで
かなりのウェブサイトの検索結果が圏外となる事態が起こりました。
コンテンツが浅いサイトは論外としてもリンク評価の
変更は厳しいものがあります。
自作自演でリンクするのがダメといっても、ではきちんと
自分のサイトを「紹介する」という行為はダメなのか、
スパム的でない紹介でもダメなのか?という疑問が残りますし、
現実的に恣意的なリンク供給で上位表示しているサイトが
今も多々あります。
完全に評価から消してしまえばそれはそれで新たな時代と
して受け入れるしかない部分があるのですが、今は中途半端で
上位表示する要因になることもあれば、圏外に飛ぶ要因に
なることもある、でギャンブル的に見えてしまうというのが
よろしくないところです。
決してまじめにサイトやブログを更新していたり、有益な
情報を提供しているからといって上位に表示されるわけではない、
ただ実際上位表示を目指して作為的に動くとリスクが発生すると
いうジレンマがあります。
ウェブサイトオーナーには迷惑な状態ですが、それでも
グーグル本体の売上は上がっている。これは諦めて広告を
使うようになったというところもあるのかもしれません。
なんとも矛盾し、また微妙な状況です。
そうはいってもグーグルと対立しても仕方なく
サイトオーナー、ブログオーナーは一生懸命コンテンツを
充実させていくしかないと思います。
できれば、グーグルも不公平感を無くしてほしいものです。