国民年金保険料ですが2013年度は
現在の月額1万4980円から60円引き上げの
1万5040円となることが決定したそうです。
物価変動率等を考慮するので、60円の引き上げで
済んだというところもありますが、それでも上がり
続けなければ維持できないというわけです。
国民の所得が増え続けて、それで連動して上がり続けるので
あれば納得感がある話ですが、現状は所得が減っていく中で
年金保険料だけが上がっていくという構造なのでしょう。
本当にこのままでは将来的にもらえなくなるリスクも
ないとはいえません。
国の権限によるものなので、ゼロはなくても至急年齢が
引き上げらられ、物価も変動しているので、結局
もらう頃には価値がない、全然足りない、苦労して
払ったにも関わらず割があわなかった、ということも
考えられます。
だからといって未納にするというのはあまり賢い方法ではなく
国の義務を放棄することによって受ける行政上のデメリットも
今だけではなく将来に向かって考えられます。
また何らかの温情措置のような法案が発動したときに
払っていないと大損するというリスクもあります。
一番賢い方法は国民年金と別の運用を並存するという方法、
リスクをどんどん分散させていくということになります。
それができない人は、今ある所得を増やす方法を
考えていくしかないのではないでしょうか。
つらい時代になってきていますが、行政批判だけではなく
自己責任のも自分の状況を受け入れて工夫していくしか
ないと思います。