上場企業のまんだらけも違法残業で訴えられ
敗訴したことが報道されています。
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まんだらけ、違法就労訴訟で敗訴!長時間の強制タダ働きの実態が露呈
http://news.livedoor.com/article/detail/7359107/
こうした会社の対応に不満をもった万田氏は、11年3月末に会社を辞めた。その後、万田氏は会社を相手取り、未払いの残業代229万46円と、付加金219万46円の支払いを求める訴えを東京地裁に提起した。「付加金」とは、労働基準法114条に基づき、未払い金に対して会社側が「倍返し」で支払うペナルティのことだ。
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まんだらけの社員スは
365名(平成23年6月30日現在)となっています。
仮に全員が同額の訴訟を行えば14億円程度の支払いが
発生する可能性があります。
売上高86億円、経常利益7億3千万円(11年10月1日~12年9月30日)
ということなので、簡易計算ではありますが、2年分の
経常利益が飛んでしまう可能性を持っていることになります。
別にこれは従業員側が悪い等の話ではなく、
会社が違法残業をしていたという話。
この会社は違法なことをしていないと利益が
出せなかったということになってしまいます。
まんだらけということでオタク文化が好きな人がたくさん
入って一生懸命働いているんだと思います。
給料が安いというのは会社業態の性質上仕方がない部分も
あるでしょうし、受け入れなければいけないのかもしれませんが
それと、違法残業、サービス残業というのは全く話が異なってきます。
法律上、払わなければいけないものを払っていない。
まして上場企業である以上その責任は重大なものがあります。
会社の経営のために社員が犠牲になる。
こんな世の中は早く改善していかなければいけません。
積極的に動きに出て、こうやって社会に知らしめていくことが
必要とされていると思います。