東京都の尖閣諸島の購入と活用ということで募集していた
寄付金の14億円が塩漬けとなったまま使われていない
状態にあるということが報道されています。
東京都が購入しようと資金を集めていましたが、
民主党政権が20億5000円万円で国有化を実施したため
その後の14億円の寄付金の使い道が宙に浮いてしまって
いるとのこと。
寄付金を返してというような声が約160件寄せられていると
いう話です。
さすがに寄付したものを返すというのはどうかと思うところが
あります。必要なお金であれば寄付してはいけませんし、
結果的に尖閣諸島は政府側が買ったことには間違いは
なく、後はその整備資金をどうしようかという話し合いの
ことでしかなく、寄付金を返さなければいけない道理というのが
いまいち見えてきません。
国民の関心が薄れているのは事実でしょう。
これも微妙なところであって、関心があるから寄付するのであって
争いが収まってきたら寄付をやめるというわけには
いきません。
常に日本人として関心を持っておく必要というのは
あるかもしれませんが、外交において、ずっと強気を
維持し続けることが自国に経済において本当にメリットが
あるのかというのは微妙なところであり、強い意思よりも
お互いの関係と経済修復のために、敢えて寝かせておくと
いうのは十分合理的な手法のようにも思えます。
今後はとにかく有効活用をしていくというのと、
争いはなるべくおこらない方法で進めていくしか
ありません。