週刊少年マガジンで連載中のラクゴモンについての
感想です。
どうしてもこの漫画は打ち切り感が凄いというか
微妙な空気が漂っています。
前回の「花形」の方が良かったようにも。
少年漫画で落語は相当うまくやらないと
ヒットしないんじゃないかと思います。
ストーリー的な秀逸さがあるわけでもなく、
いきなり病気で死ぬ展開は勘弁してほしいところです。
前作の交通事故と似たような展開なんでしょうか。
悲劇シーンを入れるのはいいんですけど
入れるなら入れるでストーリーをしっかりして
ほしいというところがあります。
ただ、悲しいだけのシーンがいきなりで
読者をほったらかしにしているように見えてしまいます。
制限時間をオーバーするネタをやった必要性が
全くありませんでした。工夫して時間内で
収めるテクニック等を披露するのかと思いきや
それなりにプロレベルでやる人がいきなり時間オーバー。
落語の内容が面白い面を見せなければ
このテーマにした意味がなくなると思うのですが、
実際やっていることは別に落語でなくても
いいストーリーなんですよね。
これが演劇部ストーリーでも良かったですし
野球ストーリーでも良かった。
内容が浅いように見えて、落語の良さ等も全く
伝わってきません。
辛辣な内容しか書けなくなってしまいましたが
もう少し工夫してほしいところです。