企業が求めるTOEICの点数について
掲載してある記事を見つけました。
以前に比べてずいぶんと基準が高くなったように
思えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
900点 松下電器(国際広報担当)
サムスン(新入社員足切り点数)
860点 富士通(海外出張が頻繁にある営業・技術者)
三菱商事(社内留学条件)
850点 NTTコミュニケーションズ(新卒採用)
800点 日立製作所(経営幹部候補)
KDDI(事務職・技術職の配属・異動の基準スコア800点以上)
韓国HYUNDAI(新入社員足きり点数)
LG電子(新入社員足きり点数)
住友不動産(採用条件)
野村不動産(採用条件)
750点 三菱商事(課長クラス昇格条件)
三井物産(入社3年以内に750点以上)
丸紅(入社5年以内に750点以上)
楽天(上級管理職昇格条件)
出典元TOEICスコアを求める企業
http://www.toeicclub.net/requirement.html
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昔は600点がどうこうというような話も出ていたのに
大変な世の中になってきたなあという思いもある一方、
ある程度の妥当性も感じています。
国際広報担当であったり、外資系のサムスンは話せて当たり前
なので900という点数はそこまでおかしくは
ありません。
また、富士通や三菱商事留学条件等も同様に直接的に海外と関係する
条件なので当然でしょう。
三菱商事の課長クラス条件が低いくらいです。
実際、800点近くの点数をとっても英語ができるかと
いうとかなり怪しいものがあります。
確かに読み書きとしては、ある程度はできるでしょう。
ビジネスレベルであっても独特の単語さえ理解していれば
800点程度で読むことは可能です。
ただ、話すのはこのレベルでは本当に旅行会話程度も
できるかどうかだと思います。
そのくらい実際の英語は厳しく、TOEICはまだ簡単すぎると
いう要素があります。
こんなことを言っているとTOEIC受験生の心が折れて
しまうかもしれませんが、これが現実なんですよね。
少なくともリスニングで450=総合900レベル程度はないと
実際の会話についていくことはとてもできないというように
感じてしまいます。
大変な時代になってきていますが、求められているレベルには
追いつくしかありません。
頑張っていきましょう。