民主党が徳田氏の辞任関して安倍首相の任命責任を
追求する姿勢だということが報道されています。
この「任命責任」を追求する行為は本当に
正しいのでしょうか?
民主・前原氏「徳田問題」徹底調査を要求 参考人招致も視野
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130207/plt1302071215004-n1.htm
政権が変わった直後だと、どうにもそれは民主党も
やっていたよね?と自分もやっていたことを棚に上げて
何を言っているのかと言う気がしてしまいます。
そもそものところでこの任命責任という行為が
本当に責任を取って何かをするということに
値するのかが疑問です。
仕事の内容がよくなく、施策内容で大きな失敗を
した、国民が損失を被ったという直接的被害があるなら
仕方ありませんが、今回の辞任理由が女性問題だと
すると、それはある意味事故的な話であり、
この人が女性問題を起こすかどうかについて判断することは
不可能であるように思えてしまいます。
一般企業においても部下が不祥事を起こして社長が
責任を取ることはないとはいえませんが、女性問題を
起こした部下に対して上司が辞めるというのは
ありえないでしょう。
大臣という立場でありますが、これはプライベート問題です。
もちろん品行方正な人ではない人を選んでしまったとも
いえますが、一国の首相が部下の女性問題でどうこうする方が
本末転倒のように思えてしまいます。
軽くみているとか重くみているとかそういった話ではなく、
首相としてもっと他にすることがあると思いますし、
非難する野党ももう少しまともな政策議論で、突っかかるべきではと
思ってしまうのです。