ニュースZEROでスウェーデンのキャリア社会に
ついて取り扱いしていました。
スウェーデンだと女性の管理職は
31.8%となるそうです。
一方、日本の場合は9.3%。
法律で休暇をとることを認められており、また
その後同等の地位以上で復帰することができる仕組みに
なっているそうです。
他にも、教育の機会が与えられていて、一度働いた
後で学校に入りなおして勉強をする機会が与えられたり、
満足な教育を受けていない人が後から勉強して
キャリアアップすることが可能な社会になっているとの
ことです。
紹介しているのは一面に過ぎない部分もあると
思いますが、スウェーデンが本当に素晴らしいところなのか
どうなのかはわかりませんが、この内容を見る限り
日本は遅れているように見えてしまいます。
日本では女性の管理職が本当にいません。
いる人は育児を諦めて働いているような人ばかり。
それでも一定の差別を受けているように感じてなりません。
男同士のノミュニケーションを通じないと生き残れない社会、
一度休職してしまうと、復帰してもそれなりの給料しか
得られなかったり、それすらも認められず退職するしか
ない、また新卒で良い就職をしないとあとからキャリアアップ
する手段が残されていない。
こういう要素があるように思えます。
今は終身雇用が崩壊しながらも、キャリアアップの手段が
存在していないという最悪の状態ではないでしょうか。
各企業が変わろうと思っても文化はそう簡単に変えられません。
法律で働きやすい環境・キャリアアップをしやすい環境を
整備し、競争は厳しいが誰にでもチャンスはある社会を
目指さなければいけないのではないでしょうか。