中小企業を経営していてお金を借りる場合に
ついてくるのが「経営者保証」。これは会社に何か
あった場合に社長自らが保証するというもので
会社が倒産した場合、社長が身ぐるみはがされて
しまうという恐ろしい制度になります。
これが、全財産を没収されないようにルールを
変更しようという流れがあるようです。
参照
<経営者保証>全財産没収防止へ 政府新指針、再起促す狙い
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130319-00000034-mai-bus_all
銀行側・貸し出し側としては大企業と違って
信用が低い中小企業を担保するには社長自身も
保証してくれるのを望むのが当然だと思います。
大企業でも潰れる時代に
中小企業なんていつどうなるかわかりません。
それに社長が最初から潰すつもりという悪質な
ケースもあると思います。
でも、きちんとやっていても失敗するものは
失敗する、それが経営というものです。
その際、復帰できるチャンスがなくなってしまうということを
防止することは絶対に必要だと思います。
失敗したとはいえ、勇気を持って新しいことに挑戦した
人材。この人達が運不運によって報われなくなってしまい
チャンスが生まれないのであれば、日本にとっても
新たなものが生まれなく、活気が出てこなくなってしまうのでは
ないでしょうか。
新たな挑戦の中から新商品・サービスが生まれ
世の中が変わっていくものです。
このあたりは舵取りが難しいところになると思いますが
是非調整を頑張っていただきたいと思います。