各電機業界がリストラを実施していて
ひどい状況というのはよく話題になっていましたが
ソニーに関してもそれは例外ではないようです。
ソニー「中高年リストラ」の現場
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20130325-00013335-toyo-nb&p=1
キャリアデザイン室、なんて一見響きの良い
名前のついた部署でありながら、実際は仕事がなく
電話もかかってこないリストラ室。
自分で仕事を見つける努力をしなければいけないと
いう悲惨な状況が存在するようです。
会社側は否定するかもしれませんが、こういう情報が
報道されている以上、火のないところに煙は立たないで
事実というしかないでしょう。
それにしても、ソニーに入社できる人材といえば
相当優秀な人材であったはずです。
入社してから、思いのほか活躍できなかったという
ケースは当然あるでしょうけど、それでも潜在能力としては
他の一般企業に入る人間よりも相当高いに違いありません。
それがこんな状態になるというのは、いくらなんでも
市場競争といえばそれまでですが、あまりにもひどい
状況に思えます。
これは日本の市場の流動性がないのが原因ではないかとも
いえないでしょうか。同業界や異業種においても交流でき、
スキルを開示して異動できる仕組みが確立できていれば
ここまでひどい状況は起こらなかったように思います。
このあたりについても、市場主導ではなく、
行政が積極的に介入して導かないといけないのでは?と
思ってしまいます。