ゆとり世代の代表的な話といえば
円周率が3.14ではなくおよそ3になってしまうと
いう話でした。
こんな適当な計算方法にしてしまって
本当にいいのか?
ある意味嘘を教えることになってしまうのに
本当にいいのか?
(円周率が3.14というのも省略化した話なので
これがいいということもありませんが・・)
等と話題になったことを覚えています。
ただ、改めてそのときの話を見ると
本当に3と教えて定着したわけではないようですね。
参照
老害「円周率は3じゃないぞ」 ゆとり「3.14でもないぞ」
http://brow2ing.doorblog.jp/archives/1756293.html
「手計算では3で計算してもいいよ
ただしちゃんと計算したかったら
だいたい3.14くらいで計算しましょうね
でも円周率はπで無限に続く数字ですよ
って教えてもいいよって話だったはず
なんで円周率は3とかいうのが広まったんだろうね」
というような発言がありました。
円周率は「3」であると教えるのと、
計算の便宜上「3」で処理してもいいよと
教える話ではその意図は全く異なることになります。
当時の話はやはり一部分が大げさに強調されただけで
あって実態は異なるというところでしょうか。
マスコミはやや何でも誇張して、一部分だけを
取り上げて面白おかしくする風潮は昔からあります。
インタビューでもそう、たくさん話したのに
都合の良いところだけを抜粋されて趣旨を変えられて
しまったというのはよく聞く話です。
当時の状況は今となってはもうどうでもいい話では
ありますが、本質を見誤らないようにしないと
いけませんね。