ワタミの会長が自民党公認で参院選に
出馬するということもあり、ワタミ地震が
ブラック企業であるのに、出馬して議員となる
資格があるのか?ということでネット上で
論議が起こっています。
本人は数値を引き合いに出してブラック企業では
ないということを主張していますが、ブラック企業で
あるかどうかを決めるのは経営層ではなく実際に
働いている労働者になるんですよね。
経営層側は絶対に自分の会社がブラックであると
言うはずがありませんし、良い内容のものだけを
出すに決まっています。
そもそも経営層の考え方と労働者の考え方は
絶対に折り合わないもので、相反するものが
あるからこそ、労働組合が栄えたりするというものが
あります。
どういった話があろうとも過労による死亡事故が
起こったということは事実であり、
また365日24時間死ぬまで働けというのが
会社のスタンスであることは間違いありません。
会社の方針自体が労働基準法に違反しているのに
国の方策を決定する立場になることは良いのでしょうか?
また、家族同然と考える立場の人が、たとえば自分の家族に
死ぬまで働けというようなことをいうものでしょうか?
どうにも矛盾が生じているように思えますし
結局火のないところに煙はたたないのであり、
これは嫌がらせ等の話ではなく、事実の問題であると
考えられると思います。