よく耳にする言葉に「体脂肪」というものがあります。
体脂肪計も今は流行っていますし一般的な言葉となりました。
この体脂肪と中性脂肪やコレステロールを同じものだと
思っている人が少なくないようですが、実は違います。
体脂肪は体内にある脂肪すべてを意味していて、この中には
中性脂肪やコレステロールも含まれています。
ですから体脂肪は、中性脂肪やコレステロールとはまったく
同じものではありませんが、これらの増減を判断する際の
材料にすることができます。
例えば、痩せているのに平均値以上の体脂肪があると、
内臓脂肪が必要以上に多くついている可能性があります。
逆に見た目は太りぎみなのに、体脂肪は平均値、あるいは
平均値以下だとすると太って見えたのがはほとんど筋肉と
いうことになり、素晴らしい肉体の持ち主という大雑把な
判断ができるわけです。
体脂肪値は市販されている体脂肪計で簡単に測定できますが、
その数値は測るときのからだの状態によって異なります。
数値が、体内の水分が少ない朝は高めに、水分を多量にとったときや
風呂あがりは低めに出てしまいます。ですから、あくまでも一つの
目安と考えると良いでしょう。