お酒による頭痛の原因は主に三つあります。
まずアセトアルデヒドが完全に分解されいないことが考えられます。
この成分は通常であれば私たちの体は完全に分解できる能力を
持っているのですが、その能力を超えるアルコールを飲んだ場合、
アセトアルデヒドが体に残り、それが頭痛の原因になります。
対処法はカフェインを含む飲み物を飲むことです。
カフェインを飲むことによりアセトアルデヒドを早く分解することが
できるからです。
また利尿作用により、老廃物と一緒にアセトアルデヒドを
体外に排出してくれることも期待できます。
二つ目の原因として考えられるのは、血管の拡張です。
アルコールには血管を拡張させる力があります。
血管が拡張すると、血管の周囲の神経を刺激するためそれが
原因で頭痛になるのです。
この場合の対処法も、カフェインを含む飲み物を飲むことです。
カフェインには血管を収縮させる作用があるからです。
三つ目の原因として考えられるのは、脱水症状です。
アセトアルデヒドの分解には水分が必要になるので、
大量にお酒を飲むとこの症状になります。
またお酒には利尿作用もあるため、この作用によって水分を
体外に排出してしまうことも要因の一つです。
脱水症状になった場合の対処法は、スポーツドリンクなどの糖分が
含まれたものを飲むことです。なぜ糖分が含まれたものかというと、
アルコールを分解する際に糖分が必要になるからです。
以上、お酒による頭痛の原因と治し方でした。
・参考 頭痛対策、治し方の情報など