今年もまた、例年より早く真夏日や猛暑日が日本中で記録し、
熱中症予防対策の必要性が叫ばれています。
厚生労働省では、5月28日に国民への熱中症予防への理解と
対策を進めるため、注意喚起パンフレットを作成しました。
それによれば、熱中症は、高温多湿な環境下にいると、体内の水分や
塩分のバランスが崩れたり、体温調節機能がうまく働かなくなって
しまうことがあり、体内に熱が溜まってしまい、吐き気や倦怠感
さらには呼吸困難に陥ります。
特に注意したい点は、必ずしも屋外で発生するのではなく、
室内にいるときも発生します。
また、熱中症発症の半数は、65歳以上のお年寄りで、エアコンを
我慢したり、水分を控えたりするため発症します。
そこで、暑いときは、こまめに水分と塩分を摂ることが
一番大事で、のどがたとえ渇いていなくとも、こまめに摂取することが
大切です。
また、室内温度を上げないように、エアコンをつける、扇風機をつける、
打ち水するなどの対策が必要です。
東日本大震災発生後は、節電の必要性が求められていますが、
特に猛暑日の日は、我慢しないでエアコンや扇風機を使うことが
薦められています。