日本人は英語があまりにも話せなさすぎ、という印象があります。
あれだけ英語教育がされている中、何故なのでしょうか?
「何故日本人は英語が話せないか?」という内容について書かれた
コラムがあり、読んで納得という部分がありました。
http://agora-web.jp/archives/1494586.html
>日本語で一見難しいと思う単語も英語に直すと、意外と簡単になる。
>だが、日本人の英語学習者の多くはまずは日本語で考えてから英語を
>話そうとするので、「駆け引き」なんて単語がまさか
>「tactics(タクティックス)」なんて簡単な英単語で表現できるなんて
>思いつかない。
上記のとおり、日本語と英語というのが単純に1対1で結びつくものでは
ないにも関わらず、その思考が難しいということがあります。
この単語は日本語では難しいから相対する単語を探す、思いつかない。
ただ、実際に使われている英語はかなり簡単な英語だった。
または単語の組み合わせでこんな簡単な単語がこんな意味になるんだ、と
いうことはたくさんあります。
どうしても日本語→英語という変換を行うと、うまく表現ができず、
またその場の理解も遅れるため会話についていけなくなる→話せなくなると
いう事象が起こってしまいます。
受験英語を忘れて、もっと簡単な単語でコミュニケーションを取ることが
重要、ここまではわかりますが、ではどう表現して上達させればいいか、
この結論がないため、いつまでも上達しないのでしょう。
英語しか使わない授業や英語しか使えない環境等を作らない限り、この問題は
解決しないのではないでしょうか。