社会

みんな平等に緩やかに貧しくなっていけばいいという世の中はよくない

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社会学者の上野千鶴子氏が中日新聞の
インタビューで
「みんな平等に緩やかに貧しくなっていけばいい」
ということを言ったことが話題になって
いるようです。

GDP維持、増加をしていくことをあきらめて
みんなで社会保障の負担を増やして
少しずつ貧しくなって耐えていけば
いいんだという方向です。

移民を迎え入れることをせず
人口減にも耐えていくという話でした。

この考え、どうでしょうか?

諦めを前提にするのは危ない

個人的にこのみんなで貧しくという
一種の諦めを前提にする考えは
非常に危険だと思うのです。

基本的に成長して豊かになる
前提だからこそ頑張れるのであって、
人口が少なってもGDPを維持する、
結果1人当たりのGDPが増加するのであれば
問題はないかもしれませんが、
そうではなく減らしてでも、社会保障を
というところは衰退を促進するだけかも
しれません。

衰退した先がどうなるのか、
これ以上衰退してどうなるのでしょうか。

みんなで貧しくということで
今裕福な人はいいかもしれませんが、
貧しい人はさらに貧しくなってしまう。
どこにも平等になんかなる要素は
ありませんよね。

人口減少と衰退を素直に受け入れて、
貧しくなった後には平等な幸せが
あるのではなく、豊かな国に搾取される
だけの状態になるのではないでしょうか。

日本の国力が強い状態にあるからこそ
できること、有利になっているということ、
海外への経済的効果も得られていると
いうことがあります。

人口減については移民を入れる入れないは
また別の話ですが、これもITや技術力で
人口ではない影響力を持てば、そこまでの
人数は必要ではなくなるかもしれません。

または移民を条件付きで増やしていく、
日本文化を壊さない、治安を維持できる層のみ
積極化していく等でもいいのかなと思います。

とにかく、みんなで平等に貧しくでもなく、
方向性を定めるなら、人口減でも豊かに、という
方向でないといけません。

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