VEリーダーの資格とは組織の活性化に力を発揮する
資格として、4000人弱が受験するような資格となっています。
試験は12時間以上のVE研修(社内研修、通信教育、学内での授業を含む
受講者が受験資格を得られるものとなります。
VEとはValue Engineerigの略で、製品やサービスの機能(役割・働き)と
コストに着目して、新たな価値を創造する革新手法のことです。業種や
企業規模を超えて、現状にとらわれない革新的なアイディアが導き出されるのが
特徴で、これを普及・活用するのがVEリーダーの役割とされています。
◆試験内容
試験は、CBT(コンピュータで受験)方式で行われる
受験資格を得るためのVE研修の内容は、以下のとおり
Ⅰ オリエンテーション
1.VEの概要解説
2.チーム活動の進め方
Ⅱ VEの実施手順
1.VE対象の情報収集
2.機能の定義
3.機能の整理
4.機能別コスト分析
5.機能の評価
6.対象分野の選定
7.アイディア発想
8.概略評価
9.具体化
10.詳細評価
11.提案・提案発表会
Ⅲ まとめ
◆所感
VEというテーマは昔からありますが、資格試験を受けるというのは
比較的珍しい話だと思います。調べてみると学生でも受験している
ケースはあり、早稲田大学で23名、芝浦工業大学で18名というような
実績が出ています。学生だと理工系になるのでしょうか。
また、企業では鹿島建設2006名、戸田建設1478名と建設業界の会社が
TOPになり、後は電機関連等が出てくるようです。