青汁のベースとしては「大麦若葉・ケール」の2つが定番化してますが、
他にも注目されている材料として「明日葉」があります。
「今日摘んだ芽が、明日には新しく出る」というその生命力から
明日葉と名付けられたと言われています。
注目すべき点としてはケールと比較した場合、栄養価の高さが
上回るということです。
食物繊維がなんと1.5倍・ビタミンB2は1.6倍も多いのです。
また、カロチンやポリフェノール、鉄分や各種ミネラルの含有量も
高く、ケールよりも青汁の主原材料として注目されています。
明日葉の特有の成分としては「カルコン」というものがあります。
カルコンはポリフェノールの一種で、元々は染料として
用いられてきたというものだったのですが健康へ有用性が
あることがわかりました。
カルコンには、人の体内で生成される超善玉ホルモンである
「アディポネクチン」の量を調節する作用があります。
このカルコンを含んでいる植物は世界で2~3種類しかなく、
とても希少な成分とされています。
この成分が判明するずっと前から日本では、江戸時代から
食されており、薬草とされてきたのです。