遺伝子を調べるというサービスは、少し前から流行ってきていますよね。
ダイエットのために遺伝子を調べて、自分のとっての痩せやすい方法を知るなんてものは結構流行ったのかなと思います。
今回の記事で紹介したいのは、スポーツ遺伝子を調べるというような関連サービスです。
「DNA EXERCISE」というもので、生まれつきの体質を知ることができるというものになります。
やはり、ダイエット等と一緒で、運動能力についても、生まれつきの要素があるということですね。プロスポーツ選手を見ていると、それは努力だけではなれるものではなく、生まれつきのということも当然理解できますが、それが科学的に分析されるとなると何だか複雑な感じがしてしまいます。
とはいっても、きちんと自分を知るというのは大事なことです。
自分の遺伝子上の情報を知ることによって、向いている競技がわかる、適切なポジションがわかる、どういう運動をすればいいかがわかる、ダイエットのために何をすればいいか等がわかるということになります。
DNA EXERCISEの調査方法は簡単!?
DNA EXERCISEで自分のスポーツ遺伝子を調べるとなると何か大変な検査をするのでは?と考える人もいるかもしれません。
ですが、実際の検査は非常に簡単です。
やることはまず、申し込み用のシートを記入するということ。
書くことはただの申し込み事項でスポーツやトレーニング情報等を書くわけではありません。
そして、綿棒で口の中を擦るというだけ。
これで遺伝子が調べられてしまうのです。
スポーツ遺伝子に限らずとも、遺伝子検査は口の中か、爪だったりとか本当に体の一部だけでわかってしまうものなんです。
調べられるのは3種類の遺伝子。
・ACTN3遺伝子・・・瞬発力・持久力
・ACE遺伝子・・・血管収縮能判定
・PPARGC1A遺伝子・・・エネルギー産生力判定
これらの遺伝子を調べることによって
スプリント系短距離種目、柔道、相撲・両筋バランス型
中距離種目、球技(サッカー、野球、バレー、バスケ)
・遅筋型を
長距離種目(マラソン、水泳、自転車、トライアスロン)
という競技のどれに向いているかを知ることができるのです。
子どものスポーツ遺伝子を知ることができるの?
さて、このDNA EXERCISEの遺伝子検査キットですが、こういったものがあるとなると、自分ではなく、早い段階で子どもの才能を知りたいというような気持ちが出てきてもおかしくないかもしれません。
さすがにこの点については注意事項がありました。
まず、原則として、20歳以上の人に限られているということ。
そして、中学1年生~19歳の人も受けることは可能ではありますが、本人の意思確認と、親権者の同意が必要となっています。
そして小学生以下の場合はこの検査を受けることはできません。
さすがに、こうした検査で、子どもの遺伝子を図るということはいろいろな問題が出てくるのかもしれません。
あくまでのこの遺伝子検査キットは本人の運動の向き不向きを測定するのに使うというようにしていきましょう。
ダイエット目的であれば、専用のものがあります
もし、ダイエットを目的として、遺伝子を調べたいというのであれば、スポーツ遺伝子の検査キットではなく、DNA SLIMというダイエットのための遺伝子を調べる専用キットが出ています。
こちらの方が肥満遺伝子等を調べることができるので痩せるため情報をし知りたいという人にはいいと思います。
ダイエットのために運動をするといっても、運動自体が目的の人もいれば、痩せることができればその過程はなんでもいいということで、人によって目的は異なるかと思います。
世間一般的には大人が利用するものとしては、スポーツ遺伝子よりはダイエット遺伝子の方が需要があり、人気があるものかもしれません。
もちろんこのダイエット遺伝子キットの検査も知るだけでダイエットに成功できるというわけではなく、痩せるための近道となる情報を知ることができるというものになります。
知っているのと知っていないのでは結果が違ってくるかもしれませんし、何をやってもなかなか痩せないという人はこちらを見て見るのもいいかもしれません。
スポーツ遺伝子検査キットをどう活かすか
スポーツ遺伝子検査キットの方を使いたいという場合、その結果をどう活かしていくのか、これもまた難しいところです。
受けた人の中にはちょっとした占いくらいのつもりという人もいるようです。それもまた悪くない利用方法だとは思います。
別に知ったからといって即スポーツ選手を目指すわけではありませんし、自分自身の健康上のためにスポーツを続けるのに、せっかくやるのであれば、自分の才能が活かせそうなものを選ぶということ。
そういう方法もあるでしょう。
スポーツ遺伝子は半分は子どもにも遺伝していくということで、子どもを直接調べるわけでなくても、今後の教育上の参考にする等もありなのかもしれません。
絶対にどうしなければいけないというものでもありませんし、これでスポーツができなくなってしまう、やらなければいけないというものでもありません。
あくまで情報としてどんなものかを知っておくということで、試してみてもいいのかもしれません。
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